5月10日 楽天７－０ロッテ
試合内容
両チーム無得点で迎えた5回裏
黒川選手と辰己選手のヒット、西川選手の四球などで
二死満塁を作ると
2番この日スタメンの村林選手に代わって
代打の切り札銀次選手がショートへの内野安打を放ち先制。
次の浅村選手の所でロッテのキャッチャー柿沼選手のパスボールの間に
2点目を取った。
そのまま8回裏まで進み
ノーヒットで1死2.3塁を作ると
マルモレホス選手のレフトへのタイムリーツーベースで2点入り
その後辰己選手、炭谷選手のタイムリーも飛び出し7点差に。
投げては田中投手が完封勝利で4勝目を挙げ
チームは11連勝を飾った。
圧巻の20イニング無失点
連勝はこの人から始まりましたね。田中投手。
4月26日ZOZOマリンスタジアムでこの日と同じ小島投手との投げ合いから
引き分け挟んで11連勝！
4月26日の4回に点を取られてからこの日も無失点。
投球スタイルは多少変わったと言えど
打者を圧倒する威圧感と存在感は変わらず圧巻です。
特に印象的だったのは5回表
レアード選手と安田選手にヒットを打たれ
無死1,2塁にされた場面迎えた山口選手に対して
小島投手、田中投手の投球内容を見れば
確実に1点が欲しい場面。
山口選手はバントの構え
確実に送ってくる可能性が高い所でバントを簡単にさせなかったのは、
大きかった。
ここでは、1塁手がバントシフトを敷いてくるため
3塁側にバントをするのがセオリーです。
そこで右打者の山口選手に対して外のスライダー、ストレートで追い込み
最後バスターに切り替えてきたところを、
これも外へのスライダーで空振り三振に打ち取りました。
ここまであまり調子が上がってきてないロッテ打者陣に対して
このバント失敗は大きかったハズです。
勢いが一気に沈んだ気がしました。
後続も打ち取りその裏の楽天の攻撃での2得点につなげましたね。
ベテランの域に差し掛かってきた田中投手の
こういったプレーが今の勝ち星につながっていると思います。
9回完封がかかったマウンドに上がる際は、
2013年にも流れた「あとひとつ」が流れてファンはより一層
2013年以来の優勝を意識したんじゃないでしょうか？
積極的に
この日は5回の攻防が勝敗を分けました。
楽天はチャンスと見るや
代打の切り札銀次選手を早々に5回に出しました。
内容はボテボテのショートゴロでしたが、
今年の銀次選手は神がかっていますよね。
これが内野安打となり先制に成功しました。
この日は小深田選手が登録抹消された影響で
村林選手が2番ショートで出場していて
2打席小島選手に全然タイミングが合っていなかったので
早めの代打だったんでしょうが結果的にこれが成功した形でした。
小島投手と田中投手の投球内容を見れば、
先制点が大事でしたし、動いた楽天と動かなかったロッテで
勝敗が決まりました。
下位打線躍動
この日楽天打線は、1番から4番までノーヒットでした。
それでも7得点できていますから
昨年、一昨年までの
浅村選手、島内選手が打たなければ勝てないという状況は変わってきています。
黒川選手が2安打、辰己選手が3安打ですから若手選手が出場機会で結果を
残す場面が増えてきてます。
黒川選手は4試合連続安打中、
辰己選手はここ6試合中5試合で安打と
まだ気が早いかもしれませんが
楽天の主軸になる日もそう遠くないはず！
黒川選手は2軍では結果が残っても1軍ではなかなかヒットが出ないという事もありましたが
1軍の投手にも慣れてきたのか好投手の小島投手相手に2安打ですから、
追い込まれてからも逆方向を意識して簡単に空振りせずに
ボールを見れていますから、打率は今後も安定してくるんじゃないでしょうか？
このまま茂木選手が1軍に上がってくる前にサードのレギュラーに
なるんじゃないかという勢いです。
一方辰己選手は、打席によってタイミングの取り方が違うと
解説の方が言っていたりしますが、
この試合では、左投手の小島投手に対しても
しっかり突っ込まず頭を後ろに残した状態でその場で回転っていうのが
できていたので日々試行錯誤の中なにかつかめるものがあったのかもしれませんね。
やっぱり厄介
ロッテ先発小島投手7回3分の1、139球7安打5失点。
数字だけ見るとあまりな感じもしますが、
8回志願の登板で最後打たれはしましたが
素晴らしい投球でした。
140キロ台前半のストレートは球速以上にキレを感じますし、
ストレートと同じ軌道からカットボール、右バッターの外に逃げていくチェンジアップ系のボール。
特に右打者がチェンジアップに翻弄されていた印象があります。
今年は防御率3.20 QS4ですが勝ち星なく
この試合でも不運な内野安打と捕逸で
あまりついていないなという感じです。
ただこの日139球、
前回登板の西武戦では114球
その前の楽天戦では強風の中134球ですから
本当にタフですよね(;´Д｀)
小島投手が相手投手だと苦戦を強いられるので
あまり楽天戦には投げてほしくはないのですが、
敵ながら応援したくなりますし、
早く今季初勝利を挙げてほしいとも思います。
ただその際は楽天戦以外でお願いします(^^)/
さて楽天は12連勝をかけワンダー藤井投手が先発予定です。
前回登板のように無四球無失点は中々難しいと思いますが、
守りに入らずどんどんストライクゾーンで勝負する姿をまた見たいです！
登録抹消された小深田選手は心配ですが
試合に出ようと思えば出られるという事なので
そこまで深刻ではないのでしょうが、
昨年のCSで同じように肩を痛めた浅村選手のように
その後痛みが残らなければいいなと思うばかりです。
焦らず万全な状態にもってくるのが1番ですね。
ただ小深田選手がいない間に、
この日先発出場した村林選手や、
小深田選手にショートのレギュラーを奪われた形の山崎選手の
活躍にも期待したい(^_-)-☆
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